第27回日本植物細胞分子生物学会大会・シンポジウム
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■お知らせ■

下記のとおり第27回の大会・シンポジウムを開催いたします。多数の御参加をお待ちしております。
 >> 日程・プログラム(PDF:1,085KB)
1. 会期
2009年7月30日(木)、31日(金)
2. 会場
日本大学生物資源科学部湘南キャンパス(〒252-8510 神奈川県藤沢市亀井野1866)

交通:小田急江ノ島線 六会日大前(むつあいにちだいまえ)から徒歩約5分

六会日大前駅には急行は止まらないので、新宿駅方面または小田原駅方面から急行をご利用の際は、途中駅の相模大野、大和、長後または湘南台駅で各駅停車に乗り換えてください。藤沢駅からは各駅停車をご利用ください。主な所要時間は東京・渋谷・新宿から約1時間、品川から約50分、新横浜から約40分、横浜から約30分です。また、江の島は電車で約20分、鎌倉はJR利用で約30分または江の電利用で約50分の場所にあります。

詳細はhttp://www.brs.nihon-u.ac.jp/access_map.htmlをご参照ください。

>> 路線図・本館会場案内図(PDF)
3. 大会参加登録と一般講演申込
一般講演申込とWEBシステムを利用した事前の大会参加登録は終了しました。
大会へ参加を希望される方は、大会当日の受付でお申し込みください。
なお、一旦払い込まれた大会参加費、懇親会費等は返却いたしませんので、あらかじめご了承ください。

  大会当日
一般会員 学生会員 非会員
大会参加費 8,000円 3,000円 11,000円
懇親会費 7,000円 3,000円 7,000円
要旨集のみ 一部3,000円

一般講演のない学部学生の大会参加費は無料です。多くの学生の参加をお待ちしています。懇親会(3,000円)と要旨集(一部2,000円)は大会当日の受付でお申し込みください。

賛助会員の団体に所属する方でも個人で会員になっていない場合、会員扱いにはなりません。
4. 一般講演
一演題につき発表10分、質疑応答2分以内です。プログラム通りの進行ができるようにご協力をお願いします。

一般講演は口頭発表で行い、液晶プロジェクターをご使用願います。スライドプロジェクターは使用できませんのでご注意ください。大会側は液晶プロジェクターを用意いたしますが、パソコンは演者がご持参ください。会場内のスクリーンは1枚で、複数の機器による同時投影はできません。機器の操作に補助が必要な場合は演者の方でご手配ください。

液晶プロジェクターの出力解像度はXGA(1024×768)です。解像度に合わせてスライドを作成いただき、発表に先立って試写室にて正しく投影されることをご確認願います。会場では、液晶プロジェクターに入力切り替え器を介して複数のパソコンを接続し、連続して投影可能な状態にします。発表前に液晶プロジェクターへの接続をお願いします(外部モニターの認識にリスタートが必要なパソコンの場合にはあらかじめリスタートしておいてください。また、接続はミニDsub15ピン外部出力コネクターを介して行いますので、特殊な変換アダプターが必要な場合にはご持参願います)。大会側ではパソコンのトラブルに対応するための人員を配置できませんので、使用は演者の責任で行ってください。

スライドの作成にあたっては、「色盲の人にもわかるバリアフリープレゼンテーション法」のサイトをぜひともご一読願います。
5. 特許
本学会は特許法第30条第1項の規定による「特許庁長官が指定する学術団体」に指定されています。講演要旨に記載されている事項に関しては、学会が確認の上、「証明書」を発行します。大会準備委員会にお問い合わせください。
6. シンポジウム
大会期間中に4件のシンポジウムを計画しています。発表方法等については、オーガナイザーを通じて演者の方に別途連絡いたします。

1)「メタボロミクス:植物機能ゲノミクスとバイオテクノロジーにおける役割」

オーガナイザー:平井優美(理化学研究所)、鈴木秀幸(かずさDNA研究所)

メタボロミクスは網羅的な代謝物の同定及び定量を行うオーム科学の一つである。現在、メタボロミクスの技術基盤の確立から、様々な研究分野への応用が進んでいる。メタボロミクスの重要な構成要素である分析基盤技術と情報演算処理について、本シンポジウムでは大規模な情報演算処理から得られる情報にフォーカスして、メタボロミクスの応用面への可能性について議論する。

   「シロイヌナズナ培養細胞を用いた大規模オミックス解析」
      鈴木 秀幸、柴田 大輔(かずさDNA研究所)
   「メタボロミクスを用いた乾燥ストレス応答性代謝ネットワークの解析」
      浦野 薫、篠崎 一雄(理化学研究所)
   「漢方方剤に関するメタボロミクスとデータマイニング」
      山崎真巳(千葉大学)
   「フーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析装置を利用した酵素の基質探索」
      古屋 俊樹、木野 邦器(早稲田大学)
   「ワイドターゲットメタボロミクスによる代謝プロファイリング」
      平井優美(理化学研究所)

2)「ストレス耐性植物:その基礎と利用の植物科学」

オーガナイザー:長谷川 功(日大・生物資源)

植物の利用に関しては、当該植物の機能に関する基礎的な知見を十分把握した上での利用技術の開発が不可欠である。そこで、多種多様なストレス耐性植物の中で、酸性耐性と重金属耐性の植物を対象とし、これらの植物のストレス応答機構の解析などの基礎的研究と、それらを利用した環境修復や食の安全を目指した取組など応用的研究への展開を話していただき、基礎研究と応用研究のコラボレーションについて議論できればよいと考えている。

   「イネのリン欠乏ストレス耐性・低pH耐性のQTL解析と育種への展望」
      清水顕史(滋賀県立大)
   「樹木のアルミニウム耐性機構の解析―酸性土壌での生物生産と環境修復のために―」
      田原 恒(森林総研)
   「日本の重金属超集積性植物-主にNiとMnについて-」
      水野隆文(三重大)
   「植物のカドミウムに対する応答機構の解析とその利用」
      新町 文絵、長谷川 功(日本大)
   「品種改良とファイトレメディエーションによる農作物のカドミウム吸収低減技術」
      荒尾知人(農環研)

3)「生命共同体の中の植物:植物微生物相互作用研究の新展開」
オーガナイザー:綾部真一(日大・生物資源)

本シンポジウムでは、モデル生物のゲノム科学に先導された植物・微生物共生現象の科学の新しい展開を、将来の植物バイオテクノロジーにつなげるための視点を見出すことを意図した。そのためマメ科植物-根粒菌の共生における植物シグナルと二次代謝系およびトランスポータータンパク質の機能を議論する。またゲノム科学の進展による共生研究の展望を植物側および微生物側から示していただく。

   「ミヤコグサ二次代謝遺伝子の機能・構造解析と根粒菌共生への関与について」
      青木 俊夫(日大・生物資源)
   「Different flavonoids have distinct functions in legume-rhizobia interactions and auxin
   transport regulations」
      Oliver Yu(Donald Danforth Plant Science Center)
   「ゲノムから見たミヤコグサABCタンパク質と根粒」
      矢崎 一史、杉山 暁史、高梨 功次郎、福田 正充(京大・生存研)
   「ミヤコグサにおける共生遺伝子の機能解析」
      林 誠(生物研)
   「植物共生微生物の多様性と相互作用」
      南澤 究(東北大・院・生命)

4)「遺伝子組換え植物の実用化に向けた我が国の現状と解決すべき課題 -関連規制の現状・課題と社会受容を促すための方策-」(本部企画)

オーガナイザー:鎌田博、小野道之(筑波大学遺伝子実験センター)

遺伝子組換え農作物を我が国で実用的に食品・飼料等として栽培・流通させる場合、さまざまな規制がある。一方、遺伝子組換え農作物・食品に関する正しい知識を社会に普及させ、社会受容を促進することが強く求められている。そこで、関連規制の具体的内容や社会受容を促すための具体的方策等について関係者全員が情報を共有し、遺伝子組換え植物の実用化に向けたより一層の取り組みの一助とすることを目的とした。なお、シンポジウム終了後に意見交換会を設け、演者・参加者による直接コミュニケーションの場を提供する予定である。

   「我が国における関連規制と社会受容の現状と課題(概要説明)」
      鎌田 博(筑波大学遺伝子実験センター)
   「遺伝子組換え作物の第一種使用における生物多様性影響評価の進め方」
      與語 靖洋(農業環境技術研究所)
   「遺伝子組換え食品(種子植物)の安全性評価の現状」
      小関 良宏(東京農工大学工学部生命工学科)
   「産業界の取り組みと応用への課題」
      福冨 文武(バイテク情報普及会)
   「遺伝子組換え植物の社会受容に向けた取り組みと課題」
      小野 道之1、佐々 義子2、正木 春彦3、田中 豊4、和田 雄志5、鎌田 博1
      (1筑波大学遺伝子実験センター、2NPO法人くらしとバイオプラザ21、
      3東京大学大学院農学生命科学研究科、4大阪学院大学情報学部、5未来工学研究所)
   「参加者全員による討論」
7. 講習会など
大会期間中の昼休みを利用した講習会やランチョンセミナー、男女共同参画関係の企画を開催します。

1)「植物ポストゲノムデータベース講習会」

世話人:尾形善之(かずさDNA研)

ゲノムを構成する遺伝子の発現以降を網羅的に解析する「ポストゲノム」解析が植物学においても活発になり、トランスクリプトーム(mRNA)、プロテオーム(タンパク質)、メタボローム(代謝産物)などの網羅的なオミクス情報がデータベース上に蓄積されてきた。網羅的解析技術の急速な進歩に伴い、こうした情報はますます充実し、オミクス間や植物種間の統合的解析への試みが始まっている。本講習会では、そうした植物ポストゲノム情報を扱うデータベースを開発者の方に紹介していただき、これらの情報の充実と統合化により、植物学研究者がどういった情報を得ることができるようになるのか、解説していただく。

   「アラビドプシスを中心とした植物トランスクリプトームDBと関連アプリケーションの紹介」
      蒔田 由布子(理化学研究所・BASE)
   「ダイズプロテオームデータベースを基盤にしたオミクスデータベースの構築」
      大柳 一1、坂田 克己2、小松 節子3
      (1三菱スペースソフト、2前橋工科大学、3農研機構・作物研究所)
   「植物メタボロームデータベースの現状」
      荒 武(かずさDNA研究所)

2)「男女共同参画ミニシンポジウム:多様な『植物細胞分子生物学』の芽を育てよう!」
 (共催 日本大学研究委員会男女研究者共同参画専門部会女性研究者支援推進ユニット)

世話人:熊谷日登美(日大・生物資源)

日本社会における女性の活躍度(ジェンダー・エンパワーメント指数:GEM)は低く、女性研究者の割合も先進国中最低であるが、これを改善し多様な人材の能力を活用しようという取り組みが始まっている。本ミニシンポジウムでは、植物科学に関わる各分野の方に、男女共同参画の現在の状況、共同参画とご自身の研究との関わり、子育て中の仕事との両立において経験したことなどを紹介していただき、今後への期待についても述べていただく。ベテランから若手まで男女を問わず学会関係者にご参加いただき、研究環境の向上や研究人生の設計のために参考にしていただくことを目指している。

   「女性研究者支援の今:基盤整備からリーダー養成へ」
      大坪 久子(日本大学)
   「話題提供」
      田中 良和(サントリー)吉松 嘉代(医薬基盤研究所)

3)ランチョンセミナー

主催:ライフテクノロジーズジャパン株式会社

高い処理能力、高い精度、柔軟性を誇るアプライドバイオシステムズのSOLiDTM3システム。ホールトランスクリプトーム解析、SNP解析、構造解析などのアプリケーションが、なぜSOLiDTM3システムで実現可能なのか?についてお話をいたします。

   「SOLiDTM3システム」
      高橋 理(ライフテクノロジーズジャパン株式会社)
8. 総会-授賞式-受賞講演会
2009年7月30日(木)午後 日本大学生物資源科学部本館大講堂で行います。三川 潮氏と庄野邦彦氏が名誉会員に推戴されます。総会に引続いて2009年度学会賞授賞式ならびに受賞講演会を行います。
受賞者の方々へは発表方法について別途連絡いたします。なお、論文賞には受賞講演はありません。

学術賞
   「地球温暖化と植物の環境適応の分子基盤」
      射場 厚(九州大学大学院理学研究院)
   「イソキノリンアルカロイド生合成系の細胞分子生物学と応用」
      佐藤 文彦(京都大学大学院生命科学研究科)

技術賞
   「セイヨウナシにおける分子育種技術および生殖器官発現性遺伝子評価系の確立」
      松田 成美・高居 恵愛・池田 和生・五十鈴川 寛司・高品 善・小野寺(遠藤) 玲子
      (山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場)
   「外来遺伝子を高発現させる新規ベクターの開発」
      加藤 晃・長屋 進吾・松浦 秀幸・新名 淳彦
      (奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科)

奨励賞
   「リンドウにおける花色制御機構の解明と分子育種手法の開発」
      中塚 貴司(財団法人岩手生物工学研究センター)
   「代謝研究に適した新規毛状根ベクターの開発および薬用植物のテルペノイド生合成関連遺伝子の
   探索」
      關 光(横浜市立大学木原生物学研究所)

学生奨励賞
   「植物二次代謝糖転移酵素の機能解析とその応用」
      政田 さやか(名古屋市立大学大学院薬学研究科)
   「プラスチド局在型イソプレノイド系二次代謝の制御と生理機能」
      佐々木 佳菜子(京都大学生存圏研究所)

論文賞
   Akio Uchida, Takashi Hibino, Takiko Shimada, Masahiko Saigusa, Tetsuko Takabe, Etsuko
   Araki, Hiroshi Kajita and Teruhiro Takabe (2008) Overexpression of DnaK chaperone from a
   halotolerant cyanobacterium Aphanothece halophytica increases seed yield in rice and
   tobacco. Plant Biotechnology 25 (2), 141-150.
9. 懇親会
2009年7月30日(木)18:30~ 日本大学生物資源科学部本館地下1階(ガレリア階)のカフェテリアで行います。
10. 評議員会
2009年7月29日(水)18:00~ 日本大学生物資源科学部本館43講義室で行います。
詳細は評議員会案内とともにお送りします。
11. 問い合わせ先
〒252-8510
藤沢市亀井野1866 日本大学生物資源科学部植物細胞学研究室
第27回日本植物細胞分子生物学会大会・シンポジウム 大会委員長 綾部真一
E-mail:27jspcmb@brs.nihon-u.ac.jp(@を半角にして送信ください)
電話:0466-84-3703(綾部)または0466-84-3704(内山 寛)、0466-84-3939(青木俊夫)
Fax:0466-84-3704
12. 宿泊案内
最寄りのホテルは湘南台駅(六会日大前駅から1駅、約2分)周辺にあります。藤沢駅(六会日大前駅から3駅、約8分)周辺や大和駅(六会日大前駅から5駅、約11分)周辺のホテルも便利です。湘南台や大和駅周辺のホテルは数が少なく、藤沢は江ノ島、鎌倉などの観光地への最寄り地区でもあるので早めの予約をお勧めします。また、(株)小田急トラベル六会日大営業所(電話:0466-80-3512、日曜祝日休業)も宿泊を斡旋します。